聞き取りやすいアナウンサーの話し方「最後まではっきり話す」
士業・専門家のトークスキルを磨いて売上向上につなげる、合同会社STYのアナウンサー堀江政史です。
今回は、頼れる存在に向けた話し方のポイントです。
大切なのは、
・語尾まではっきり話す
・言い切りの形にする
ことです。
アナウンサーのように、語尾まではっきりと話すことで信頼感を醸し出す
とあるセミナーで、本題がすべて終わり、質問コーナーに入ったときのことです。
講師の先生が、参加者からの難しい質問に対しても、語尾まで、しっかりとした声で回答していました。
語尾までしっかり話すことで頼りにできる存在として印象づけられます。
というのも、自信がないことを話すとき、語尾がごもごもすることってありませんか?
声のトーンが下がると、弱気な印象を与えてしまいます。
せっかく足を運んでくれたセミナー受講者の皆さんに、頼れる存在として認識してもらうためにも、語尾までしっかりとした声で話すことを意識してみてください。
様々な悩みを抱えている方が、あなたのセミナーに足を運んできます。
その際、参加してくれた人が行動を起こすかどうかは、講師の印象によるところもあります。
しっかりした存在ならば、その先生に従って取り組んでみようと思うかもしれません。
そして、問題が解決したら、ともに、うれしくなりますよね。
ですから、語尾までしっかりした声を出すことで、行動に移せるよう、導いてあげましょう。
大事なところは言い切りの形を意識してメッセージ性を強める
また、教えるという役割の場合、「○○です。」というように、語尾に言い切りの形を使うことも意識してみてください。
例えば、テレビのリポーターでも、「行ってみたいと思います」というように、語尾に「思います」をつけることがあります。
断定の表現を和らげるために「思います」を使っているのかもしれません。
でも、これって、「行ってきます」で、いいんですよね。
セミナー講師や研修講師として話すとき、大事な部分に差し掛かったら、この「思います」をできる限り抑えます。
「思います」を多用すると、クライマックスの部分であっても、一歩、引いているように感じられます。
そこで、「○○です。」と言い切りの形を使うと、自信を持ったイメージを醸し出すことができます。
その自信を持ったイメージが、安心感や信頼感につながり、セミナーや講演の終了後に話を聞いてみたいという動きにつながってくるでしょう。
まとめ
ということで、今回は、細かい語尾のポイントについてお伝えしました。
まずは、何かを伝える際、大事なところだけでいいので最後までしっかりとした声で、言い切りの形を意識してくださいね。
それでは、今回は、この辺で!